シシャモのふ化事業のあゆみ

ふ化事業のあゆみ

昭和28年 ししゃも資源保護対策始まる。
昭和29年 旧雄別鉄橋上流1km地点(低質:砂礫)にししゃも天然産卵床を発見する。
密漁取締りを始める。
昭和30年 11月14日から5日間、その上調査、天然産卵床調査を引き続き実施。
岩保木(釧路川河口から11km地点)で、シュロ皮を利用し搾出方式による育苗試験を実施。
昭和32年 漁業転換対策を樹立し、特別採捕によって「ししゃも桁網漁業」が始まる。
昭和33年 細岡(釧路川河口から20km地点)で天然産卵床を発見。
岩保木水門附近、ひょうたん池、春採湖において人工ふ化事業を実施。(4万粒を埋設管理)
昭和36年 ししゃも人工ふ化事業に道費14万円が補助される。
ふ化盆にグラスウールを採用する。
北海道物産展が始まり、消流対策として、釧路市が「ししゃも」の特産品の宣伝に乗り出す。
昭和37年 「ししゃも桁網漁業運営協議会」(釧路市・釧路市東部・昆布森・白糠漁業協同組合の4漁協で構成)が発足、人工ふ化事業推進の母体となる。
親魚捕獲場所、愛国浄水場下、釧路川左岸でおこなう。
受精卵1億3千5百万粒雪裡川・茶路川に埋設管理。
昭和46年 通産相並びに道に対し「外国産輸入シシャモ」反対陳情を行動。
受精卵1億3千万粒を雪裡川に埋設管理。
昭和48年 第2次沿岸漁業構造改善事業により「茶路川ししゃもふ化場」の建設に着手、同49年竣工。
昭和49年~62年 各年、受精卵1億2千万粒から3億粒を「茶路川ししゃもふ化場」収容、ふ化事業を推進。
昭和63年 広域種苗生産施設整備事業(ししゃも種苗生産施設)、天然産卵方式による「釧路川ししゃもふ化場」を建設。
(人工ふ化事業実績)
「釧路川ししゃもふ化場」3億粒収容
「庶路川ししゃもふ化場」1億粒収容
平成13年 広域種苗生産施設整備事業(ししゃも種苗生産施設)、天然産卵方式による「庶路川ししゃもふ化場」を建設。
(人工ふ化事業実績)
「釧路川ししゃもふ化場」3億粒収容
「庶路川ししゃもふ化場」3億粒収容
平成14年 沿岸漁業構造改革事業(ろ過施設)を建設。