第三章 シシャモとその仲間

ししゃも図

シシャモ

(大きさ:13cm前後、産卵期:10~11月、地方名:スサモ、スシャモ、英名:shisyamo smelt )

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キュウリウオ

(大きさ:25cmほど、産卵期:4~5月、地方名:キュウリ、英名:rainbow smelt )

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チカ

(大きさ:20cmほど、産卵期:3~5月、地方名:ヒメアジ、ツカ、英名:japanese surf smelt )

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ワカサギ

(大きさ:10cmほど、産卵期:4~6月、地方名:チカ、英名:japanese smelt wakasagi )

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ヨモギの茎を口にとおしたシシャモのすだれ干しは、釧路地方や鵡川の初冬の風物詩となっています。この魚はキュウリウオ科に属しますが、「キュウリウオ」という名は、野菜のきゅうりに似た甘い匂いがあるためにつけらえたものです。キュウリウオ科の仲間はやはりシシャモとよく似ており、体が細長く、背の後の方に脂びれがあるのが特徴です。シシャモのほかにキュウリウオ、チカ、ワカサギなどがふくまれます。一見すると、みな同じ魚に見えますが、形がいろいろ異なりますので、識別できます。

 シシャモは体長がふつう13cm前後で、口が比較的大きく、上あごのうしろの端は瞳孔の下に達します。キュウリウオはさらに口が大きく、上あごのうしろの端は瞳孔を越えます。一方、チカとワカサギは口が小さいのが特徴です。チカとワカサギはよく似ていますが、背びれと腹びれの位置で区別できます。腹びれの起点は、背びれの起点のやや後にあるのがチカで、背びれの前にあるのがワカサギです。

第二章 海と川を往き来する魚たち

第四章 日本固有のさかな